2024/05/09 18:34

紫外線に種類がある!?

「紫外線」(英語で“Ultra Violet”、略して“UV”)に種類があることをご存じでしょうか?

紫外線は、波長の長さによって「UVA(紫外線A波)」「UVB(紫外線B波)」「UVC (紫外線C波)」に分けられます。

そのうち地表に届くのは「UVA」と「UVB」。「UVC」はオゾン層によってブロックされるため、地表にまで届きません。

では、「UVA」と「UVB」2つの紫外線の違いを、紐解いていきましょう。

【UVAと光老化】

UVAは、地表に届く紫外線の約95%を占める、波長の長い紫外線。肌に対しての一番の特徴は「肌奥の真皮層にまで届き、悪影響を及ぼす」という点です。

UVAは、ジワジワと肌奥に侵入し、真皮層に存在する線維芽細胞にダメージを与えます。線維芽細胞は、肌のハリ・弾力・保湿を司る「コラーゲン・エラスチン・ヒアルロン酸」を生成する重要な細胞のため、UVAを浴び続けると、シワ・たるみが発生しやすくなります。

また、UVAはシミの元となるメラニン色素の合成を促進するため、時間が経つとシミが肌表面に現れるようになります。

これらの肌への悪影響を総称し、「光老化」と呼びます。

UVAは、曇りの日も地表に届き、窓ガラスも通り抜けることができるため、屋内であろうとも油断できません。そのため、いわゆる「うっかり日焼け」の原因となる紫外線なのです。

日焼けによる肌への悪影響

【UVBと日焼け】

長時間日に当たると肌が焼けて、真っ赤になったり、ひどいと水膨れになったりますよね。このような、見た目にすぐ分かる日焼けの主な原因はUVB。地表に届く紫外線の約5%を占める、波長の短い紫外線です。

「5%」と聞くとそれほど影響がないように思われそうですが、やけどのような日焼けを起こす力で比較すると、UVBはUVAの「600~1000倍強いエネルギーを持つ」と言われています。

UVBは窓ガラスを通り抜ける性質はありませんが、海や山、屋外スポーツなどでの「レジャー日焼け」の原因となる紫外線なのです。また、シミ・そばかす、さらには皮膚がんの原因にも挙げられます。

紫外線が多い時期は?

では、地表に降り注ぐ紫外線量が多い時期とはいつでしょうか。多くの方が「夏は紫外線量が多くて日焼けしやすいから、きちんと紫外線対策しなくちゃ!」と、暑くなると慌ててUVカットアイテムを使用されるかと思います。

ですが、1年で紫外線量が多いのは「5月から9月」の時期。気温がグッと上がる真夏よりも前の5月から、秋に近づき出した9月まで、紫外線量は油断がならない状態なのです。

気象庁| 日最大UVインデックス(解析値)の年間推移グラフ
※上図:気象庁公式サイトより
『日最大UVインデックス(解析値)の年間推移グラフ』

さらに注意してもらいたいのが、5月から9月以外の時期。紫外線量は「中程度から弱い」になるものの、肌は季節を問わず紫外線にさらされている事実は明らかですね。

しかもUVA量は、5月から9月以外の時期であっても、UVBほど大幅には減少しないのです。

そのため、肌が焼けるような日焼けだけを注意するのではなく、知らず知らずのうちに肌奥にダメージが蓄積される光老化を避けるためにも、一年中紫外線対策を怠らないようにしましょう!

日焼け止めクリームの選び方

では、日焼けによるシミ・そばかす、シワ・たるみなどを防ぐためには、どのような紫外線対策をすれば良いのでしょうか。

まずは、やはり日焼け止めクリームは欠かせません。ただし、日焼け止めクリームを選ぶ際は、「SPF」「PA」指数のチェックも重要です。

【SPFとは】

SPFとは、UVBに対しての防止効果を数値で表したもの。たとえばSPF20の場合、「通常日焼けするまでにかかる時間よりも『20倍』遅らせることができる」ことを表しています。

各人の肌質(日焼けしやすい、しにくい)によって「日焼けを遅らせる目安時間」は変わるため、ご自身の肌質と使用時間に合わせて、SPFを選びましょう。

【PAとは】

PAとは、UVAをどの程度防ぐことができるかの目安を「+」の数で表したもの。現時点では「++++」が最高値であり、「極めて高い効果がある」レベルです。

日焼け止めクリームを選ぶ際は、SPF値だけを気にするのではなく、光老化を予防するためにPA値までもチェックするようにしましょう。

なお、SPF・PAともに、時間が経つほど効果は薄れていきます。そのため、日焼けクリームはこまめに塗り直すことをおすすめします。

また、日焼け止めを選ぶ際のポイントとして、一概に数値が高ければいいというものでもありません。日常で使う程度であれば、SPF15以上あれば十分にお肌を守ってくれます。

しかし、炎天下での海や山などのレジャーだとSPFも50近く必要となりますが、毎日使用するとなると、お肌への負担も大きくなってしまいます。

目的に合わせて選んで使うことが大切です。
また、最近の日焼け止めには様々な機能が加わったものも多く出ています。ブルーライトカット、近赤外線カット、クレンジング不要など、それぞれの特徴をしっかり確認して選びましょう。

【鍵は”活性酸素除去” 機能性UVクリーム】

様々な日焼け止めが出ている中で注目なのが、お肌の保護&修復をテーマにスキンケアラインを展開するリコプロフェイスケアシリーズより発売中の日焼け止めクリーム、リコプロフェイスケア インプルーヴ「ドラマティックプロEX」。

紫外線をブロックするのはもちろん、紫外線ダメージにより発生する”活性酸素”を除去することで、お肌を健やかに保つスキンケア機能をもつUVクリームです。

そのメイン成分が特殊発酵美容成分「アンドラティア」。発酵によりパワーを持たせた抗酸化特許成分で、発生した活性酸素を除去することで、コラーゲンやエラスチンの損傷やメラニンの活性化を抑制してくれます。

・商品名:ドラマティック プロ EX(SPF40 PA+++)
・容量:30g
・価格:4,400円(税込)

さらには、植物幹細胞エキスを含む、なんと24種の豊富な美容成分がまるで美容液のように一日中潤いを与えて、スキンケア効果をキープします。

【配合美容成分例】
・特殊発酵美容成分「アンドラティア」※
・多機能美容成分「ナイアシンアミド」
・植物幹細胞エキス「リンゴ果実培養細胞エキス」
・肌のハリを司る「加水分解エラスチン」「加水分解コラーゲン」
・皮脂バランス・毛穴開きを整える「アカツメクサ花エキス」
・豊富な栄養素を持った「乳酸桿菌/ローヤルゼリー発酵液」※
・ターンオーバーをサポート「乳酸桿菌/セイヨウナシ果汁発酵液」※
※日本古来の発酵技術を使い、成分を増強

たとえばナイアシンアミドは、肌に潤いを与えてメラニン生成にアプローチ。皮膚を保護して健やかな肌に導きます。

また、気になる毛穴に働くアカツメクサ花エキスやニキビケアにうれしいローヤルゼリー酸や植物幹細胞エキス「リンゴ果実培養細胞エキス」など、スキンケアアイテムとしても注目の美容成分が多数配合されています。

酸化チタン・酸化亜鉛 不使用
紫外線ブロックはもちろん、ブルーライトカットまでカット。
無香料、無着色、無鉱物油で、肌への優しさもうれしいポイントに!

伸びが良くてべたつかず、白浮きしないこだわりのテクスチャーで、メイク下地としても使えてツヤ感抜群の仕上がりに導きます。

汗・皮脂に強く一日中光老化を防ぎながら、リッチな美容成分で理想の潤い肌も作ってくれる日焼け止めクリーム(UVクリーム)「ドラマティックプロEX」。

一年中紫外線ダメージから大切な肌を守りましょう!